イギリスの代表的な銀器ブランドであるマッピン&ウェッブのフォーク&ナイフセットです。
キングスパターンのハンドルに、ブライトカットと魚の絵が手彫りでデザインされた見事なセットです。
魚の絵が彫られているように、魚料理用のセットです。
ずっしりとした重みがあり、作りもしっかりしています。
純銀製(925/1000,スターリングシルバー)です。プレート(メッキ)ではありません。
【マッピン&ウェッブ / Mappin & Webb】
1775年、 シェフィールドにてジョナサン・マッピン(Jonathan Mappin)により開業。息子のジョセフ(Joseph)に引き継がれたのち、1846年ジョセフの子の4兄弟によりMappin Brothers Ltd.となる。会社は順調に発展し、1841年には1849年にはショールームをロンドンにオープン。兄弟の一番上のフレデリック(Frederick)はサー(Sir,ナイト)の称号を与えられた。その後、1859年にフレデリックは退き、1860年には一番下のジョン(John)が決別、自身でMappin & Companyを設立する。それに義兄弟であるジョージ・ウェッブ(George Webb)が加わり、1868年にMappin and Webb & Coと社名を変更、1889年にMappin & webb Ltd.となる。一方で、Mappin Brothers Ltd.は残ったジョセフ(Joseph)とエドワード(Edward)によって発展、1884年にエドワードの息子チャールズ(Charles)に受け継がれると、次第に経営が傾いた。すると、別会社(Mappin & Webb Ltd.)を経営していたジョンが手を差し伸べ1902年から1903年にかけて合併された。当初は双方の会社名をダブルネームでショップを展開した。1897年にヴィクトリア女王より「王室御用達」とされ、現在も続く世界的なブランドである。
年代 : 1920年5月〜1921年5月
刻印 : ロンドンアッセイオフィス、1920年スターリングシルバーの刻印、メーカーの刻印
状態 : 良好(経年の小傷等はあります)
サイズ: 長さ フォーク 19.2cm ナイフ 21.4cm
重量 : 約137.9g