フランス、復興王政期に活躍した窯、ドニュエル(Denuelle)のカップ&ソーサーです。
ベリー公爵夫人マリー・カロリーヌ・ド・ブルボンの庇護を受け、1820年代にパリを代表する窯の1つであったドミニク・ドニュエルの窯。帝政様式の荘厳なつくりと、復興王政期の独特な雰囲気を持ち合わせた作風を製造していました。
こちらのカップも帝政様式の非常に美しい造形で、高台や縁のつくりは見事です。金彩をふんだんにつかい、薔薇絵も非常に丁寧に描かれています。独特な造形美はこの時代のパリならではです。
硬質磁器製。
「Denuelle rue de crussol a Paris」サイン(オリジナルの組み合わせです)。
年代/PERIOD | 1820年代 |
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刻印 /MARK | あり |
状態/CONDITION | 良好 |
サイズ/SIZE | カップ 口径 11cm 高さ 5.5cm ソーサー 直径13.7cm |