ドニュエル 薔薇文カップ&ソーサー 1820年代

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商品説明

フランス、復興王政期に活躍した窯、ドニュエル(Denuelle)のカップ&ソーサーです。

ベリー公爵夫人マリー・カロリーヌ・ド・ブルボンの庇護を受け、1820年代にパリを代表する窯の1つであったドミニク・ドニュエルの窯。帝政様式の荘厳なつくりと、復興王政期の独特な雰囲気を持ち合わせた作風を製造していました。

こちらのカップも帝政様式の非常に美しい造形で、高台や縁のつくりは見事です。金彩をふんだんにつかい、薔薇絵も非常に丁寧に描かれています。独特な造形美はこの時代のパリならではです。

硬質磁器製。
「Denuelle rue de crussol a Paris」サイン(オリジナルの組み合わせです)。


【ドニュエル / Denuelle】
1818年、パリのクルッソル通りの工房をBenjamin Cadet de Vauxとともに購入。1820年に破産するも、ドニュエルが再度再開する。1823年、ラ・セイニーの工房をダゴティから引き継ぐ。白磁の生産と装飾、双方を行っていた。ベリー公爵夫人マリー・カロリーヌ・ド・ブルボンの庇護を受ける。1820年代に活躍。1829年までクルッソル通りでは営業、1830年代も活動はしていた(1841年にブールバール・サンドニでの活動記録あり(特許出願))。メトロポリタン美術館にはドニュエルによる同夫人の像が所蔵されている。1819年博覧会で銀賞、1823年博覧会で銅賞。



年代/PERIOD1820年代
刻印 /MARKあり
状態/CONDITION良好
サイズ/SIZEカップ 口径 11cm 高さ 5.5cm ソーサー 直径13.7cm

その他の詳細情報

販売価格 0円(税込)
在庫状況 SOLD OUT