セーヴル 花文深皿 1874年 A

121,000円(税込)

商品説明

フランス最高峰の磁器工房であるセーヴル窯(sevres、セーブル)の深皿。

18世紀に得意とした花絵を散らしたデザインをモチーフにし、19世紀にセーヴル自身で再現したデザインのお品です。プレートではよくありますが、少し深みのある深皿の形状は少し珍しいです。もちろん手書きになります。

硬質磁器製。

絵付師はEmile Richardで、1859年から1905年までセーヴルで絵付師として活動しました。

【セーヴル / Sevres】
1738年、デュボワ兄弟によりヴァンサンヌ窯が開かれる。これがセーヴル窯の前身である。1745年には「ザクセンと日本風」磁器製造の独占権を得る。1756年にポンパドール夫人の庇護の下、セーヴルへと移転した。もともとはマイセンを参考にしたが、一流の技術者たちにより瞬く間にヨーロッパでも随一の磁器ブランドとなった。ラピスラズリの色合いを再現した独特なブルーの色合いは他の追随を許さないほど美しいものである。18世紀のころは軟質磁器がほとんどであったが、1769年、リモージュにてカオリン発見、硬質磁器の製造に成功し、次第に硬質磁器へと移行された。ブロンニャールの時代には帝政様式の特に優れた製品を遺した。現在でも国家のために優れた作品を製造している。



年代/PERIOD1874年
刻印 /MARKあり、装飾サイン、絵付師サイン、陰刻あり
状態/CONDITION良好
サイズ/SIZE直径23cm 高さ4.5cm

その他の詳細情報

販売価格 121,000円(税込)