ボヘミア 紋章文グラス 1750年代頃

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商品説明

18世紀のグラス。

当時、最高峰のガラス技術があったボヘミアで作られたグラス。下部や底にはカットが施された、当時流行した形状で、19世紀になっても真似されたデザインです。ロココの影響がみられ、全体に美しさがあります。
正面には紋章が見事に彫られています。大きくデザインするのも当時の特徴です。恐らくこの紋章は個人というよりは、組合や団体の紋章と思われます。紋章と一緒に「AMS」の文字も彫られています。


【ボヘミア・ガラス】
17世紀後半に透明度の高いガラスが製造されるようになると、森林資源が豊富なボヘミアではガラス製造が盛んになりました。 特にカット装飾やゴールドサンドイッチといった優れた技術を用い、ガラス生産の中心地となり、優れた技術は王族や貴族を魅了し、人気を博しました。ボヘミアは19世紀に入ってもガラス産業の中心として発展するも、19世紀半ばになるとフランスの台頭により次第に後れを取るようになりました。



年代/PERIOD1740年代~1760年代頃
刻印 /MARKなし
状態/CONDITION口に磨き直しがあり(形状を崩さない程度)、その他良好
サイズ/SIZE高さ 9.1cm 直径6.3cm

※状態についてはコンディション(商品状態)についてをご覧ください。



その他の詳細情報

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在庫状況 SOLD OUT