チェルシー=ダービー 花飾り文ティーボウル & ソーサー 1770年代
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商品説明
イギリスアンティークのカップ&ソーサー。
18世紀を代表する名窯チェルシー窯を、ダービー窯を経営していたデューズベリ家が買収した時期のチェルシー=ダービ窯のお品です。黒色によるガーランドの花飾り（swags）が特徴的で、その上部には丁寧な金彩装飾、そして下部には色絵による花々を描いたデザインです。ガーランドは陰が描かれているのも特徴的です。
何よりこのティーボウル＆ソーサーの面白いところはソーサーのサインがト音記号型にアレンジした遊び心が或るところです。通常チェルシー=ダービー窯のサインは錨と「D」を組合わせたサイン（カップのサインが典型例）ですが、それを敢えてト音記号にしているの非常に興味深いです。
【チェルシー=ダービー / Chelsea-derby】
1745年創業で当時最高品質の磁器を生産していたチェルシー窯が1769年8月にジェームズ・コックス(James Cox)に売却ののち、翌1770年2月に、同じく優れた時期を製造していたダービー窯を経営してたウィリアム・ドゥーズベリ(William Duesbury）が買収した。1784年にチェルシーが閉窯するまでの期間を一般的にチェルシー=ダービーと呼ばれる。
1745年創業で当時最高品質の磁器を生産していたチェルシー窯が1769年8月にジェームズ・コックス(James Cox)に売却ののち、翌1770年2月に、同じく優れた時期を製造していたダービー窯を経営してたウィリアム・ドゥーズベリ(William Duesbury）が買収した。1784年にチェルシーが閉窯するまでの期間を一般的にチェルシー=ダービーと呼ばれる。
参考文献＆来歴 / Bibliography & Provenance
イギリス、ヴィクトリア&アルバート美術館に同品所蔵↓
https://collections.vam.ac.uk/item/O345235/cup-and-saucer-chelsea-porcelain/
イギリス、ヴィクトリア&アルバート美術館に同品所蔵↓
https://collections.vam.ac.uk/item/O345235/cup-and-saucer-chelsea-porcelain/
| 年代/PERIOD | 1770年〜1783年 |
|---|---|
| 刻印 /MARK | あり（ソーサーの窯印はスレがあります） |
| 状態/CONDITION | ソーサー高台に欠けあり（ティーボウルのほうは欠けではなく釉薬がかかっていないだけです）。絵付け多少のスレあり。 |
| サイズ/SIZE | ティーボウル 直径 7.5cm 高さ 4.5cm ソーサー 直径 12.5cm |