フランス最高峰の磁器工房であるセーヴル窯(sevres、セーブル)のカップ&ソーサー。
細密に矢車菊を散らした当時のセーヴルらしいデザイン。細やかな矢車菊に加え、その周りにこれまた細やかな金彩ドットが描かれています。それをボーダーに仕上げたデザインは非常に斬新で、セーヴルが得意としていました。
絵付師はAntoine Buteux(1759年〜167年と1773年〜84年まで花絵付師・金彩師として活動)です。
こちらは硬質磁器製。1768年にフランス国内(リモージュ近郊)でカオリンが発見されると、セーウルでは1769年には硬質磁器が製造されるようになりました。
年代/PERIOD | 1783年 |
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刻印 /MARK | あり、装飾サイン、陰刻あり |
状態/CONDITION | 良好(ソーサー金彩スレ多少あり) |
サイズ/SIZE | カップ高さ 5.8cm 直径 5.6cm ソーサー直径 12.3cm |