ウースター 「Quail」パターン ティーポットスタンド 1770年代頃

77,000円(税込)

商品説明

英国アンティーク、18世紀の名窯ウースターのティーポットスタンド。

柿右衛門写し(マイセン等写)の"Quail"(うずら)パターンと呼ばれるお品。
細い線で細密に描かれたウースターの良い時代のお品です。デザイン自体は柿右衛門写しですが、この柿右衛門写しは直接柿右衛門の磁器を写したわけではなく、マイセンなどから参考にしたとされています。2匹の鶉が描かれたこのパターンはドイツ、フランス、イギリスなど各地で写されました。ウースターでもこの鶉文様は数パターンございます。

素地はソープストーン(ステアタイト、ソープロック)磁器になります。素地の質感の良さと、繊細な描きにより見応えのある作品に仕上がっています。
この形状はウースターのティーポットスタンドの典型的なパターンの1つです(他のメーカーでも同形状はございます)。



【ウォール期ウースター / Dr.Wall period worcrester】
1751年、医師のジョン・ウォール(John Wall)とウィリアム・デイヴィス(William Davis)によって設立される。ブリストルの磁器工房を買収し、1752年にソープストーンを使用した磁器を製造する。伊万里や中国磁器に影響受けたデザインや、マイセンやセーヴルなど大陸磁器の影響を受けたデザインの双方を製作した。ウォール自身も絵を描くなど芸術家であり、ウースター設立後も医師として様々な治療法を研究するなどしました。1776年に死去。1783年、トーマス・フライトによって工場は買収された。





年代/PERIOD1770年頃
刻印 /MARKなし
状態/CONDITION経年の多少のスレあり、その他良好
サイズ/SIZE直径 14.3cm 高さ 1.7cm

その他の詳細情報

販売価格 77,000円(税込)
定価 110,000円(税込)