英国アンティーク、18世紀の名窯ウースターのティーポットスタンド。
柿右衛門写し(マイセン等写)の"Quail"(うずら)パターンと呼ばれるお品。
細い線で細密に描かれたウースターの良い時代のお品です。デザイン自体は柿右衛門写しですが、この柿右衛門写しは直接柿右衛門の磁器を写したわけではなく、マイセンなどから参考にしたとされています。2匹の鶉が描かれたこのパターンはドイツ、フランス、イギリスなど各地で写されました。ウースターでもこの鶉文様は数パターンございます。
素地はソープストーン(ステアタイト、ソープロック)磁器になります。素地の質感の良さと、繊細な描きにより見応えのある作品に仕上がっています。
この形状はウースターのティーポットスタンドの典型的なパターンの1つです(他のメーカーでも同形状はございます)。
年代/PERIOD | 1770年頃 |
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刻印 /MARK | なし |
状態/CONDITION | 経年の多少のスレあり、その他良好 |
サイズ/SIZE | 直径 14.3cm 高さ 1.7cm |