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輸出向けのカップ&ソーサーです。
幕末以降、欧米では万博などを通じてジャポニズムの影響があり、日本の工芸品は大変な人気がありました。その代表的なものが薩摩焼です。鹿児島はもちろん、横浜、神戸、京都、大阪など輸出や磁器に関連深い都市に波及し、一大輸出産業となりました。本来の薩摩焼のスタイルではなく、欧米人好みの派手な装飾が施されているのが特徴です。
こちらのカップ&ソーサーもそうしたなかの1つで、輸出向けのデザインとなっております。色絵と金彩は細やかに描かれております。「玉仙」銘があり、恐らく京薩摩と思われるお品です。
小ぶりのカップでデミタスサイズとなっております。
在庫複数ございます(このページでの販売品は写真の個体になります。それ以外はお問い合わせください)
年代/PERIOD | 1900年初頭 |
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刻印 /MARK | 薩摩玉仙 |
状態/CONDITION | 良好(特有の貫入あり) |
サイズ/SIZE | カップ高さ 6.8cm 直径 4.2cm ソーサー直径 11cm |