商品説明
18世紀ウィーン窯(Kaiserlich privilegierte Porcellain Fabrique)のカップ&ソーサー。
コバルトに金彩、そして美しい小花を散らしたお品です。小花は美しく丁寧に描かれ、金彩装飾もウィーンらしいデザインです。カップの形は縦長のシェイプに独特なハンドルの付き方です。
刻印からすると第2期の制作品です。
カップの轆轤師はFranz Anton Schaller、ソーサーの轆轤師はJoh. Georg Hagererです。
絵付師はKaspar Drexier(1770年〜1833年に在籍)です。
【ウィーン(ヴィエナ) / Wiener Porzellanmanufaktur (Kaiserlich privilegierte Porcellain Fabrique)】
1718年、デュ・パキエがマイセンの製造技術を知り、技術者を引き抜き、ウィーンに磁器工場を設立した。神聖ローマ帝国皇帝カール6世により25年間の独占権を与えられた(第一期)。独占権の終了時、多額の負債を抱えており、1744年にマリア・テレジアの下で国有化となりロココの影響を受けた作品を製造(第二期)。1784年ゾルゲンタール(Conrad Sörgel von Sorgenthal)が工場長となると新古典主義の影響を受けた製品を製造しました(第三期、〜1805年)。19世紀に入るとナポレオン戦争の影響により荒廃の危機が訪れるも持ちこたえ、1814年のウィーン会議後のビーダーマイヤーの時代は再び高品質の製品を製造するようになった(第四期、〜1833年)。その後1864年まで続くも議会により閉鎖が決まり、金型などは他工房へと移ることとなった。
年代/PERIOD | 1780年代 |
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刻印 /MARK | あり、轆轤師刻印、絵付師サインあり |
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状態/CONDITION | 良好(ソーサー金彩スレあり)
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サイズ/SIZE | カップ 直径6.5cm 高さ7.3cm(いずれもハンドル含まず) ソーサー 直径 13.6cm |
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※当店取り扱いのウィーン窯は全て真正品です。