セーヴル 「エロス(愛)へのレッスン」フィギュリン 1913年

0円(税込)

商品説明

フランス、ヨーロッパ磁器最高峰の窯セーヴル(Sèvres、セーブル)のビスク人形。

「LA LECON A L'AMOUR」(エロス(愛)へのレッスン)と名付けらた人形です。
ルイ=シモン・ボワゾ(Louis-Simon Boizot、1743年~1809年)によってデザインされ、初作は1794年に作られました。悪戯をし、人々を混乱させるエロス(Amour、キューピッド)に対し、教えを説くアフロディーテ(ヴィーナス)の姿がデザインされています。エロスの表情がとてもよく、アフロディーテの姿もとても優雅で、セーヴルらしい表現力に豊かな作品です。

この作品の造形を担当したのはEmile-Maourice Roucheretで1901年から1941年までセーヴルで造形師・修復師として活動していました。

セーヴルのビスク(釉薬をかけない磁器)は1752年からと、初期のころから制作していました。特に18世紀においてはルイ15世やルイ16世の外交上の贈り物として採用されていました。1380度と高温で焼くことにより、大理石に近い外観となります。ボワゾは18世紀セーブルのビスク人形を多くいデザインし、発展させた人物です。

参考文献 Bibliography
『Les œuvres de la Manufacture nationale de Sèvres 1738 - 1932』Vol.1のP.38に同モデル掲載。




年代/PERIOD1913年
刻印 /MARK1913年Dure Nouvelleの素地を使用した窯印あり、造形師サイン(ER)あり
状態/CONDITION良好(ただしアフロディーテの左足内側に窯割れ(焼成時にできる窯傷)あり)、欠け・修復はありません。
サイズ/SIZE高さ 20cm 横幅 15cm 奥行 10cm

※当店のセーヴルは全て真正品保証です。
※窯傷は修復によってほぼ消すことはできますが、現状オリジナルであることを重視しています。ご相談ください。

その他の詳細情報

販売価格 0円(税込)
在庫状況 SOLD OUT