1700年代前半のグラス。
当時の定番のカット装飾が施されたポカール・グラスです。円と直線を織り交ぜたバロック期の特徴的な大胆なカット装飾です。ステムは、独特な大きなノップで、ぎりぎりまで空洞となっています。ボヘミアを中心に流行したデザインですが、ガラスの品質からはザクセンなどドイツ製、もしくはフランス製の可能性もございます。大きさがあり、立派なグラスです。
17世紀後半からのバロック期になり、中央ヨーロッパを中心にバロック様式のグラスが盛んに生産されるようになりました。
年代/PERIOD | 1700年代〜1740年代頃 |
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刻印 /MARK | - |
状態/CONDITION | 良好 Good |
サイズ/SIZE | 高さ 22cm 直径 9cm(上部) |