商品説明
イギリスアンティーク、ミントンのコンポートです。
ミントンの得意とした綺麗なターコイズブルーのお品で、縁の金彩はエッチングによる模様がつけられています。フランスの影響がみられるデザインで、中央に果実が大胆に描かれています。脚部分もブルーに装飾された鮮やかな色合いが美しいコンポートです。
【ミントン / MINTON】
1793年にトーマス・ミントンによって開窯。1798年頃よりボーンチャイナを製造した。1836年にトーマスが死去すると息子のハーバートが引き継いだ。その後パリアンウェアを多く製造し、1845年にホリンズと協力し、タイル制作を始めました。また1849年よりフランス人レオン・アルヌーをアートディレクターとして就任し、それがミントンを大きく成長させた。フランス、セーヴルのスタイルを取り入れ、ピンクやターコイズブルーの色合いを取り入れるなどした。特にマジョリカ焼に力を入れ、1851年のロンドン万博ではマジョリカ焼で成功を収め、1855年のパリ万博でも賞を受賞するなどその名を高めた。その後もクリストファー・ドレッサーと協力したり、パテ・シュール・パテの技術を取り入れるなど、ジャポニズムやアール・ヌーヴォーといった芸術様式にも対応し、優れた製品を製造した。
年代 | 1866年〜1873年頃 |
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刻印 | MINTON、A6802(1866年〜)、押しが甘いですが1872年製のものと思われるデイトレターあり |
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状態 | 良好 |
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サイズ | カップ 直径 23.8cm 高さ 6cm |
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※状態についてはコンディション(商品状態)についてをご覧ください。