この商品のキーワード
フランス、リヨンにあったクリスタルガラス工房のカタログです。
現在、全くと言っていいほどその情報が残っていない工房です。
フランス、オルセー美術館の記事によると、1834年に, François Bourdelの要求によってリヨンのラ・ギヨティエール(La Guillotière)に設立されたクリスタルガラス工場とされています。19世紀前半にクリスタルガラスを製造できた工房は限られるため、それなりに大きな工房だったと考えられます。実際1855年パリ万博では賞を受賞し、1862年ロンドン万博のときは、フランスで6番目の規模のクリスタルガラス工房でした。1884年にTh. Carré & Cieによりウラン(Oullins)で経営されるようになりました。こちらは1907年のカタログで、1909年まで使用されたものですが、その後は一切不明です(1930年前後にショワジー=ル=ロワと連名の資料があり、ショワジー=ル=ロワに買収された可能性があります)。
パリにも店舗を持っており、商品自体もバカラやサン・ルイのようなジブレの作品もあり、実力があった工房と考えれます。
ページ数は少なめです。
ジャンル | ガラス製品 |
---|---|
年代 | 1907年(〜1909年まで使用) |
白黒 | 白黒 |
ページ数 | 11ページ |
言語 | フランス語 |
ファイル形式 | PDF(3MB) |