商品説明
フランスにあった有力ガラス工房ヴィエルゾン(Verrerie de Vierzon)のカタログです。
テーブルウェアのガラス製品のカタログです。ヴィエルゾンはフランス中部シェール県にある同名の町にあった工房で、経営者のトゥーブナン(Thouvenin)の名でも知られる工房です(トゥーブナン家は19世紀から20世紀のフランスガラス界でも重要な一族でラ・ロシェール、ポルティユー&ヴァレリスタルの経営にも携わっていました)。
そのヴィエルゾンの1889年のカタログで、カット装飾のグラスを中心に多くのグラスが掲載されています。当時の流行を知ることができる資料です。
【ヴィエルゾン / Verrerie de Vierzon (Thouvenin Fils) 】
ヴィエルゾン・ガラス工場(Verrerie de Vierzon)は1861年にヴィエルゾンにて創業。初期の頃は経営が安定しておらず、閉鎖や再開を繰り返したが、1887年にトゥーブナン兄弟(Thouvenin Freres)に買収され、そこから一気に繁栄した。1914年には、ヴィエルゾンを中心とするシェール県(Cher)のゴブレット生産はフランス国内で6番目だったといわれている。その後1920年に会社として上場。1931年にヴァンヌ・ル・シャテル・ガラス工場(Verrerie de Vannes-le-Châtel)と合併(〜1940年)、1957年に廃業となった(一方、ヴァンヌ・ル・シャルテルはその後、他社とCompagnie Française du Cristal となり1970年にドーム社を吸収し C.F.C Daumとしてその製品を制作している)。基本的にはテーブルウェアを制作したが、アール・ヌーヴォ―期には被せガラスなど工芸ガラスも制作した。
ジャンル | ガラス製品 |
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年代 | 1889年 |
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カラー | 白黒(ごく一部カラー) |
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ページ数 | 87ページ |
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言語 | フランス語 |
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ファイル形式 | PDF(17MB) |
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