フランスアンティークのプレートです。
1800年代前半のパリにおいて有力工房の1つだったフイエ(Feuillet)のプレートです。
フイエはブルボン公の庇護を受け、絵付けの技術に定評があり当時様々な国の貴族たちからも注文を受けていました。
そのフイエのプレートで、デザインは18世紀のセーヴルをモチーフにしています。
中央の絵は非常にうまく描かれており、その技術の高さが伺えます。グリーンの色合いも独特な色合いで、金彩とうまくマッチしています。
参考までに、過去にクリスティーズにてロックフェラー家所蔵品が出品された際に同デザインのフイエも出品されたことがあります(このプレート自体が出品されていたわけではございません)。
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https://onlineonly.christies.com/s/collection-peggy-david-rockefeller-online-sale/assembled-paris-feuillet-porcelain-green-ground-part-dessert-service-1385/54980(落札価格約200万)
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https://onlineonly.christies.com/s/collection-peggy-david-rockefeller-online-sale/five-feuillet-porcelain-green-ground-plates-1273/54867(落札価格約55万円)
【フイエ / Feuillet】
ジャン・ピエール・フイエ(Jean Pierre Feuillet、1777年〜1840年)によってパリのラ・ペ通りに設立(1810年代)。ブルボン公ルイ6世アンリの庇護を受け、パリを代表する絵付け工房となった。その技術の高さから各国の貴族からの注文を受けていた。1834年に同じ絵付け業者のボワイエ(Boyer)と提携する。窯印にも両名の名が使用され、その後ボワイエとして引き継がれる(恐らくフイエの死後)。19世紀後半は機械化の流れに押され、徐々にその品質が落ちていき様々な業者と提携、最終的にPaul Blot et Hebertとなった。またフイエは甥が別工房で活動をしており、こちらはセーヴルスタイルのを制作していた(〜1846年)。
年代 | 1820年代頃 |
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刻印 | Feuillet |
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状態 | 良好(経年のスレあり) |
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サイズ | 直径 25.5cm |
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※状態についてはコンディション(商品状態)についてをご覧ください。