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フランスアール・デコの工芸家ルネ・ラリックの作品です。
1921年にデザインされた「CHICOREE」(チコリ)という作品です(チコリは1932年にも販売されていますが、それはこちらより大きなサイズのボウルです)。全体にチコリの葉が大胆にデザインされた美しい作品です。躍動感溢れる迫力あるデザインです。
グリーンパチネ彩色も非常に美しいです。
ルネ・ラリック期(R.LALIQUE)の作品で(ルネ・ラリック存命時のお品で、後世のものではございません)、アルザス工場(Verrerie d'Alsace)にて製造されたお品です。アルザス工場はルネ・ラリックが1921年にテーブルウェアを生産するために設立した工場で、ウィンジャン=シュル=モデールに設立されました。アルザス地方はもともとガラス生産が盛んで、より優れた職人が集まっていることがきっかけでした。結果として現在まで続くラリック社の唯一の工場となりました。
『R. LALIQUE CATALOGUE RAISONNE DE L'OEVRE DE VERRE』掲載(P.749)。
年代 | 1921年〜1923年 |
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刻印 | Verrerie d’Alsaceの刻印(R.LALIQUE期アルザス工場) |
状態 | 良好(製造時の傷やムラなどあり) |
サイズ | 直径 23.8cm 高さ 9cm |
※状態についてはコンディション(商品状態)についてをご覧ください。