フランス【ブロンズ製】 シャルル・ド・ゴール大統領 メダル
商品説明
フランスのシャルル・ド・ゴール第18代大統領（第五共和政初代）がデザインされたブロンズメダルです。
日本人としては空港の名前でお馴染みのシャルル・ド・ゴールは、もともと軍人でした。第二次世界大戦では劣勢の中、ドイツに脅威を与え、パリが陥落しても脱出先にて「自由フランス」を結成するなど対独抗戦を指揮してきました。1944年にフランス共和国臨時政府の首相となったのち、パリの解放に成功、見事凱旋。その後、1955年に一旦引退したものの復帰し、1958年に新憲法（フランス第五共和政憲法）を制定し、大統領に就任しました。これによりフランスの政局は安定し、高度経済成長を遂げることに成功。1969年に引退、翌1970年に死去しています。
死後、その栄誉を讃え、空港や広場などあらゆる場所やものにシャルル・ド・ゴールの名がつけられました。
このブロンズメダルも1970年に制作されたもので、シャルル・ド・ゴールの栄誉を讃えるために制作されたものと思われます。
表には「GENERAL DE GAULLE」（ド・ゴール将軍）、「PRESIDENT DE REPUBLIQUE FRANCAISE」（フランス共和国大統領）の文字、裏にはロレーヌ文がデザインされています。これはシャルル・ド・ゴールが第二次世界大戦でパリ陥落後に組織した抵抗軍「自由フランス」のシンボルとしてロレーヌ十字が使用されたためです。ド・ゴール主義のシンボルともなっています。
側面にはフランス共和国の標語である「LIBERTE,EGALITE,FRATERNITE」（自由、平等、友愛）の文字が刻まれています。
ブロンズの刻印があります。
ジョゼット・エベール＝コエファン（Josette Hébert-Coëffin 、1906-1973）によるデザインです。セーヴルでも働いていた彫刻家で、1937年パリ万博にて金賞を受賞しています。
年代 ： 1970年
刻印 ： 1970,BRONZE
状態 ： 良好
サイズ： 直径 8�僉仝�さ 0.5cm