※このぺージに使用されている印刷物の画像は全て著作権が切れた本より掲載をしています(1909年発行『Les Poincons =Francais=』より)。
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鶏のマーク。脚の右側に1の文字が入る。純度は 0.950。
※0.800(パリ)はニワトリの図で横長、番号が"2"がつく。
※"1"や"2"のマークが右下ではなく左下にあったらパリ以外で製造されたもの。
鶏のマーク(パリ)。横長で、鶏の周りに縁がある。純度は0.950。パリ以外の場合は縦長の円形で、鶏の頭の左側に1の文字が入る。
※0.800の場合は縦長で左下に2の文字が入る。
顔の右側に1の文字が入る。純度は0.950(パリ)
※0.800(パリ)は女性が左向きで左下に"2"が付く。
純度0.800(パリ以外)
※0.950(パリ以外)は左向きで左中ごろに"1"が付く。
ミネルヴァのマーク。アンティークでは一般的によく目にするマークである。八角形で額の横に1のマークがある。
純度は0.950。
1973年からは92.5%になり、「1」ではなく首の右側にアルファベットが付く。
A = 1972年〜1983年 B = 1983年〜1992年
c = 1993年〜2002年 C = 2003年〜2003年 ...
形は樽型。首の右側に2の文字が入る。
純度は0.800。
アクセサリーなど小さな銀製品に使用される刻印。猪がパリで、蟹が地方。純度は0.800。かなり小さいため肉眼や低倍率のルーペで見るのは困難である。猪の刻印は1984年まで使用された。
マーキュリーのマークで輸出用につけられた。純度は0.950。
※0.800は四角(樽型)で左下に"2"が付く。
輸出されたが返品され再輸入された製品につけられるリターンマーク。マーキュリーなど輸出用刻印の隣に押される。
1838年以降、証明印には偽造防止のためカウンターマーク(裏側に押される合い刻印)が押された。「Bigornes」(ビゴルヌ)という虫がデザインされた台を用いて証明印が押された。そのため、1838年以降、ミネルヴァなど品位証明印の裏側には必ず虫の刻印が付属して打たれている。
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※ここで紹介したものはごく一部で、実際にはもっと多くのホールマークが使われています。 大きさ別、輸出用など。
フランス銀製品工房マーク【アンティーク豆知識】はこちらです。
参考文献
『French Silver Cutlery』(Allan David/Faton/2007)
『Les poincons fransais d'Or, d'Argent et de Platine de 1275 A nos jours』(Yves Markezana/Editions Vial/2005)
『Poincons d'argent』(Tardy/Editions r?・gionales de l'Ouest/2004)
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