1788年製のプレート。軟質磁器製。
ネエル侯爵(Marquis de Néelle)もしくはスイス系イタリア人の銀行家ピッカルーガ(Piccaluga)が注文したとされるサービス。ベルギーのボードワン財団がこのサービスを保持しており、そこにはランバル公妃マリー・ルイーズのためのデザインされたモデルに基づくとある。「Lyres」もしくは 「Souvenirs etc. et Lyres en or」として名前が残される。
淡いラベンダーカラーのブルーを使用しているのが特徴で、竪琴デザインの金彩、そして花を散らした美しいデザイン。
絵付師はAnotinette-Marie NOUALHIER(Mme Noualhier、1762年〜1796年活動)。
1738年、デュボワ兄弟によりヴァンサンヌ窯が開かれる。これがセーヴル窯の前身である。1745年には「ザクセンと日本風」磁器製造の独占権を得る。1756年にポンパドール夫人の庇護の下、セーヴルへと移転した。もともとはマイセンを参考にしたが、一流の技術者たちにより瞬く間にヨーロッパでも随一の磁器ブランドとなった。ラピスラズリの色合いを再現した独特なブルーの色合いは他の追随を許さないほど美しいものである。18世紀のころは軟質磁器がほとんどであったが、1769年、リモージュにてカオリン発見、硬質磁器の製造に成功し、次第に硬質磁器へと移行された。ブロンニャールの時代には帝政様式の特に優れた製品を遺した。現在でも国家のために優れた作品を製造している。
ボードワン国王財団、同サービス品所蔵(https://www.patrimoine-frb.be/collection/service-de-table-lyres)
1992年パリ・ビエンナーレで同サービスが展示(『L'Estampille-Objet d'Art』1992, no. 262, p. 20. )
クリスティーズ・オークション、同サービス品出品(https://www.christies.com/lot/lot-3915549)
・D. Peters, Sevres Plates and Services of the 18th Century, Little Birkhamstead, 2005, vol IV, pp. 875 - 879, nos. 88-12 and 88-13.
年代/PERIOD | 1788年 |
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刻印 /MARK | 1枚のみあり(双方とも真正のセーブルです) |
サイズ/SIZE | 直径24.5cm |
No.T21
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